鬼滅の刃と同調圧力
今日はこの話をしよう。
正直、私の感想は鬼滅の刃は売れたのが、
奇跡
ぐらいの漫画であると考えるのが妥当だと思う。
最終回あたりの原作と、アニメ1話目を見た感想は、
「くっそつまらない」
なぜなら、見ればわかる動きでも変に解説が入るのは興ざめではあるし、その前に…
主人公弱すぎ…
ナルトでもワンピでも銀魂でもここまで雑魚な主人公は作らなかったのにそこが一番のカルチャーショックではある。
いやいや、妹助けるために土下座って…
妹の攻撃や変な奴の攻撃よけたのに土下座はないだろ。急に怒鳴るわわけがわからないよ。
このままでは、感想で終わってしまうので本題に入っていこうと思う。
同調圧力と鬼滅の刃
1.同調圧力とは
同調圧力(どうちょうあつりょく 英: Peer pressure)とは、地域共同体や職場などある特定のピアグループ(英: Peer group )において意思決定、合意形成を行う際に、少数意見を有する者に対して、暗黙のうちに多数意見に合わせるように誘導することを指す。
今年は、ウイルスの影響で、よく注目されたので、これを機に振り返ってほしい。
2.鬼滅の刃とは
鬼滅の刃』(きめつのやいば)は、吾峠呼世晴による日本の漫画。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて2016年11号から2020年24号まで連載された[3]
今、話題沸騰中の漫画であり、最近映画が公開された。
3.同調圧力と日本人
まず、鬼滅の刃と同調圧力に入っていく前に、今までの同調圧力について語っていこうと思う。
私は、もともと、同調圧力は大嫌いな人間である。なぜなら、私は今までのように昔から自分の意見を貫く性格であり、他人が「面白いよ」といったとしても自分が好まないものであれば、つまらないという人間ではある。
この
「つまらない」
は、心から出た言葉である。
しかし、この「つまらない」を否定する人がいる。
例えば、私は、「君の名は」はとても退屈で駄作なものであると感じる。しかし、これを友人の前で話すと
「あれがつまらないとかおかしい」
ネット上で発信すると
「発達障害」
「君の名はアンチで草」
「チーズ牛丼温玉のせ大盛り食べてそう」
「キモオタで草」
といわれる。
同じような意見を持つ方が人格否定までされたそうだ。
これが、同調圧力である。
また、今、話題のホリエモンの件でも
マスクをつけるがつけまいが、餃子屋を攻撃するのにも同調圧力が存在していると考える。
同調圧力が背景にあるものとして、一番有名なものはいじめが挙げられる。これは、誰かが誰かをいじめており、いじめを止めようとすると、逆にいじめられるがゆえに、いじめたくなくてもいじめてしまう。このいじめが、子供の世界だけではなく、大人の世界でも存在していると思うととても悲しいことではあるが、現に存在している。
以下の記事を見てみる。
今、新型コロナウイルスにより、日本社会の脆弱性をあぶりだされている。その中には、行き過ぎた同調圧力がある。これは今一度考える問題ではあるのだが、マスメディアにより、この行き過ぎた同調圧力は拒否されつあると一時期は感じられた。
しかし…
2.鬼滅の刃のブームと同調圧力
ここ最近、鬼滅の刃が映画化した。これにより、ことあるごとに鬼滅の刃、鬼滅の刃とマスメディアでも多く紹介され、友人やネット上ではことあるごとに鬼滅の刃の話をする。
しかし、見ない人、もともと興味ない人を人格否定までする行為が、蔓延るようになってきた。
特に某掲示板はとてもひどい。同じ漫画雑誌の作品を持ち出し、ファンがいる前で全否定したり、何でもかんでも鬼滅の刃のパクリだといい否定する。
私はこういった人間こそ、根絶やしにしなければ同調圧力の問題はなくならないと考える。
3.同調圧力を悪とする考え方
私は、同調圧力は悪であると考える。なぜなら、同調圧力や集団主義であるのなら、自己責任の考え方は、成り立たない。同調圧力や集団主義を貫きたいのなら、富の再分配は必ずしなければならないし、犯罪は集団で責任を持たななければならなくなる。集団主義や同調圧力で、自分の身分や収入などは集団が責任を持つものではない。ならば、個人が責任を持てば、自分の富は自由に使え、自分の思想は自由に発言でき、好き嫌いを好きなように話せる。これのどこが悪いのだろうか?悪いと考えるのなら、その根拠を示してほしいぐらいだ。
4.鬼滅の刃を「つまらない」と言えない社会は健全な物とは言えない
新型コロナウイルスが蔓延し、今の社会システムの脆弱性が表れた今、集団主義や同調圧力は存在してはいけないと考える。一斉に「マスク警察」や「自粛警察」が非難されていた数か月前と違い、今度は、その警察が少なくなっていると同時に「鬼滅警察」が、多く存在するのは果たして、数か月前に皆が求めたことなのだろうか?今一度考えてほしい。
好きなもの、嫌いなものは人によって違う。それを否定するのはやはり、「自分さえよければ」の考えがやはりあるものだと考える。
5.最後に
私は最初に、鬼滅の刃はつまらないといったが、これで気分を害した方はどれほどいるだろうか?だからと言って謝ることはしないが、他人を受け入れるということは、反対意見を受け入れるということでもある。気持ちのいい意見ばかり聞いていると、本質を見失う。本質を見たいのなら反対意見を受け入れるべきである。
6.おまけ
それにしても、流行とは謎なものである。タピオカであったりと何が流行になるのか不明だなと感じた。
どんなこと言っても鬼滅の刃はつまらない
今日はこれにて